2020年10月3日
卓越したピノ・ノワールの産地、コート・デ・バール地区で、「畑こそがすべて」という信念でぶどう畑と向き合い、愛情と手間をかけたシャンパーニュ(シャンパン)を生み出すロワイエ。家族経営ならではの丁寧さで、ピノ・ノワールが主体の、ぶどう果実が本来持っているうまみを感じさせるシャンパーニュ(シャンパン)作りを追求するロワイエをご紹介します。
シャンパーニュ地方の中心部から、大きく南に離れて位置するコート・デ・バール地区で、家族経営でシャンパーニュ(シャンパン)を作るロワイエ家は、RM(レコルタン・マニピュラン)の生産者です。20ha近い、南向きの畑を持つロワイエは、「畑こそがすべて」と、丁寧に畑の管理を行い、ぶどうの完熟を待って、糖度の高いぶどうを収穫します。そのため、ドサージュという、シャンパーニュ(シャンパン)の完成間近に加えるリキュール(ワインと砂糖)が少なめ。これは、ぶどうに自信がないとできないことで、ぶどう果実本来の、ナチュラルで繊細な味わいが楽しめます。
ロワイエは、主にフランス国内のレストランに供給され、輸出はあまり多くされませんが、3年をかけて瓶熟させるキュヴェ・ド・レゼルヴ(白)、手間と高い技術が必要とされるセニエ法で作られるロゼ、ともに日本でも手に入れることができます。
・ロワイエ・エ・フィス シャンパーニュ・キュヴェ・ド・レゼルヴ・ブリュット(Royer et Fils Champagne Cuvee de Reserve Brut)
ピノ・ノワール75%/シャルドネ25%
・ロワイエ・エ・フィス シャンパーニュ・ロゼ・ブリュットRoyer et Fils Champagne Rose Brut (Saignee)
ピノ・ノワール100%