200年近くの伝統を持つジョセフ・ペリエは、イギリス王室御用達を誇り、ボトルに「ロワイヤル」を冠する名門のメゾンです。その品質の高さから、イギリス王室に愛され、フランス元大統領に愛され、ノーベル賞の晩餐会にも使われた、誉れ高く偉大なシャンパーニュ(シャンパン)のジョセフ・ペリエをご紹介します。
ジョセフ・ペリエは、ワイン商を父に持つジョセフ・ペリエ氏が、1825年、シャロン・シュル・マルヌ(現在のシャロン・アン・シャンパーニュ)に設立した、200年近くの歴史があるメゾンです。イギリスのビクトリア女王(在位1837~1901)や、エドワード7世(在位1901~1910)に愛されて、王室の御用達となり、「ロワイヤル」の名が与えられた名門で、現在もボトルに、「キュヴェ・ロワイヤル」と記されています。
イギリス王室の結婚式で使われるほか、ノーベル賞の受賞晩餐会で使用されたこともありますし、在日フランス大使館の御用達でもあります。また、フランスのシラク元大統領が大変気に入っていて、在任中の2002年に、娘とともにメゾンを訪れ、5代目の現社長、ジャン・クロード・フルモン氏から、大統領プライベートラベルを贈られたというエピソードもあります。
自社畑は、マルヌ川沿いのプルミエ・クリュ村の、キュミエールやオーヴィレールなどに20ha所有しています。基本的にピノ・ノワールとピノ・ムニエを栽培し、自社畑のぶどうで、生産量の30%をまかなっています。その他は、代々にわたって信頼関係のある栽培者が育てる、コート・デ・ブラン地区やヴィトリー・ル・フランソワ地区の30 のクリュのぶどうを購入し、トータルで年間70万本のシャンパーニュ(シャンパン)を生産しています。2000年以上前に掘られた、全長3kmの洞窟を利用した広大なカーヴで、じっくり寝かされ、出荷されます。60%が輸出され、特にイギリス人から高い評価を得ています。
・キュヴェ・ロワイヤル・ブリュット Cuvée Royal Brut
シャルドネ35%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ30%
・キュヴェ・ロワイヤル・ブリュット・ロゼ Cuvée Royal Brut Rosé
ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%。
・キュヴェ・ロワイヤル・ブリュット・ブラン・ド・ブラン Cuvée Royal Brut Blanc de Blancs
シャルドネ100%