シャンパーニュを気軽に楽しむ専門WEBメディア

セロスで修行していた!2015年に初リリースの新生RM【ミニエール】

RM界のスターメゾン、ジャック・セロスから大きな影響を受け、自分たちのブランドを立ち上げることを決意した若き兄弟、フレデリックとルドルフが営むミニエール。樽発酵、樽熟成、長い瓶内熟成を行ってシャンパーニュ(シャンパン)を作り、2015年に初リリースを果たしたばかりの新星のRM、ミニエールをご紹介します。

■ミニエールの生産者情報

ミニエールは、モンターニュ・ド・ランス地区の北部にある、エルモンヴィル村を拠点とするRM(レコルタン・マニピュラン)のメゾンです。設立は1919年で、現在は4代目のフレデリック・ミニエール氏と、弟のルドルフ・ミニエール氏によって運営されています。エルモンヴィル村を主として、8haの畑を所有しています。

彼らの父の代までは、大手メゾンにワインを販売していましたが、2005年に、フレデリックとルドルフ兄弟に代が移ると、彼らは、オーク樽を用いて作ったシャンパーニュ(シャンパン)を、自分たちで元詰めする、オリジナルブランドを立ち上げることを決断しました。それから10年の時を経た2015年、初のキュヴェとなる「アンフリュアンス・ブリュット」をリリースしました。

アンフリュアンスとは、影響という意味です。今のメゾンとシャンパーニュ(シャンパン)があるのは、修行先であったRM界のスターメゾン、ジャック・セロスから多大な影響を受けたためであり、当主のアンセルム・セロス氏への敬意を込めて、そう名づけられました。ジャック・セロスのシャンパーニュ(シャンパン)作りの特徴は、樽発酵、樽熟成、そして瓶内熟成が長いこと。ミニエールも、その哲学を受け継いだシャンパーニュ(シャンパン)作りをしています。

熟成期間が長くてもフレッシュ感が保たれるよう、マロラクティック発酵は行わず、ノンヴィンテージで5~6年、ヴィンテージ・シャンパーニュでは、8~10年もの時間をかけて瓶内熟成し、出荷されます。

■ミニエールのアイテム一覧

アンフリュアンス・ブリュット Influence Brut
ピノ・ノワール35%、シャルドネ25%、ピノ・ムニエ40%

アンフリュアンス・ロゼ・ブリュット Influence Rosé Brut
ピノ・ノワール35%、シャルドネ35%、ピノ・ムニエ30%

ブラン・アブソリュ ブリュット Blanc Absolu Brut
シャルドネ100%

ブリュット・ゼロ Brut Zéro
ピノ・ノワール35%、シャルドネ25%、ピノ・ムニエ40%

 

■ミニエールが飲めるお店

麻布十番 champagne-bar tiQuoi 〈シャンパーニュ・バー チクワ〉
東京都港区麻布十番2丁目18−1 TEL:03-3453-1602
open 18:00/close 25:30(L.O. 25:00)

 

                                
フォロー