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六本木ヒルズ族も愛した♡シャンパーニュ【アンリ・ジロー】

アンリ・ジローは、高品質なピノ・ノワールの産地であるアイ村を拠点に、400年近くの歴史を持つメゾンです。伝統を守りつつ、最新の技術も取り入れて、アイ村のぶどうが本来持っているポテンシャルを大切に、その魅力を十分に発揮させるシャンパーニュ(シャンパン)を生み出しているメゾン、アンリ・ジローをご紹介します。

 

■アンリ・ジロー(Henri Giraud)の生産者情報

アンリ・ジローの歴史は、1625年に、創業者のフランソワ・エマール氏が、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のアイ村(グラン・クリュ村)で畑を所有したことから始まります。メゾンが飛躍したのは、それから300年ほど後の、1900年代前半のことでした。12代目となる現在の主、クロード・ジロー氏の祖父、レオン・ジロー氏が主だった時代です。

エマール家の娘と結婚してメゾンを継いだレオン氏は、フィロキセラや第一次世界大戦で荒廃した畑を復興させることに成功し、評価を高めました。メゾン名のアンリ・ジローは、レオン氏の息子の名前です。自社畑は8haで、70%がピノ・ノワール、30%がシャルドネの栽培です。

1972年、クロード氏がメゾンの仕事に就くようになると、アイ村のテロワールを最大限に生かすべく、ぶどうの栽培から圧搾、醸造にいたる、すべての過程の見直しを始めました。

その見直しのひとつに、アルゴンヌ産のオーク樽の復活があります。アルゴンヌとは、シャンパーニュ地方にある広大な森です。アンリ・ジローは、1625年の創業時から、その森のオークで作った樽を伝統的に使用していましたが、いつしか途絶えてしまっていました。

それをクロード氏は復活させ、一部の発酵または熟成に使用しています。そのこだわりはキュヴェ名にもなっていて、1990年に初めて生産された、プレステージ・キュヴェの「フュ・ド・シェーヌ」(1999年に初リリース)は、オーク樽という意味であり、さらに2002年から作られているキュヴェ(2013年に初リリース)には、「アルゴンヌ」と命名しています。

 

ITバブル時代には、六本木ヒルズ族がここぞとばかりに、買い占めたシャンパーニュ(シャンパン)でもあります。

 

■アンリ・ジロー(Henri Giraud)のアイテム一覧

Henri Giraud Esprit Nature

アンリ・ジロー エスプリ・ナチュール

ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%

 

Henri Giraud Hommage à François Hémart

アンリ・ジロー オマージュ・ア・フランソワ・エマール

ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%

 

Henri Giraud Rosé Dame-Jane

アンリ・ジロー ロゼ ダム・ジャンヌ

「オマージュ」をベースに、アイ村産赤ワインを6%ブレンド

 

Henri Giraud Blanc de Craie

アンリ・ジロー ブラン・ド・クレ

シャルドネ100%

 

Henri Giraud Code Noir

アンリ・ジロー コード・ノワール

プティ・ドレ(ピノ・ノワールの亜種で、アイ村の土着品種)100%

 

Henri Giraud Fût de Chêne

アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ

ピノ・ノワール70〜75%、シャルドネ25〜30%

 

Henri Giraud Fût de Chêne Rosé

アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ ロゼ

ピノ・ノワール70~75%、シャルドネ20~25%、アイ村産赤ワイン6~8%

 

Henri Giraud Argonne

アンリ・ジロー アルゴンヌ

ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%

                                
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