エリック・シュレイバーは、シャンパーニュ(シャンパン)にとっても、地球にとっても、飲む人々にとっても、価値ある作り方を追い求め、ビオロジックからビオディナミ、さらにジオビオロジーへと、農法や考え方の変遷をたどっているメゾンです。真摯にシャンパーニュ(シャンパン)作りを極める姿勢を持つ、エリック・シュレイバーをご紹介します。
エリック・シュレイバーは、シャンパーニュ地方の中心部から大きく南に離れて位置する、コート・デ・バール地区のクルトゥロン村を拠点にする小規模メゾンです。6.5haの畑を所有し、5品種のぶどう(ピノ・ノワール70%、シャルドネ17%、ピノ・ブラン6%、ムニエ4.5%、ピノ・グリ2.5%)を栽培しています。
1988年に化学肥料や除草剤の使用をやめ、ビオロジックでのワイン作りを始めたエリック氏は、その2年後には、シャンパーニュ地方ではいち早くビオディナミに転向しました。そして1992年にすべての畑を転換しました。ビオディナミは、シャンパーニュ(シャンパン)にとっても、地球にとっても、そして飲む人々にとっても、価値あることだとしています。ビオロジックに関しては、エコセール認証を、そしてビオディナミに関しては、デメテール認証を取得しています。
また、ビオディナミを突き詰めていくと、ジオビオロジーにたどり着いたと言うエリック氏は、地球のエネルギーの流れと、そこから生命が受ける影響についても考えながら、ぶどう栽培を行なっています。2014年、ひとつの畑に3つの巨石を置きましたが、これもジオビオロジーの考えによるものです。水の流れによる負の影響を和らげつつ、その振動を大きくする役割があるとのことです。
宇宙や地球のパワーを取り入れているエリック・シュレイバーのシャンパーニュ(シャンパン)には、力強さ、エネルギー感、ダイナミズムが感じられると評価されています。
エリック・シュレイバー ブリュット・トラディション(Erick Schreiber Brut Tradition)
ピノ・ノワール100%
エリック・シュレイバー グランド・レゼルヴ(Erick Schreiber Grande Réserve)
ピノ・ノワール85~90%、シャルドネ10~15%
エリック・シュレイバー エクストラ・ブリュット(Erick Schreiber Extra Brut)
ピノ・ノワール85~90%、シャルドネ10~15%
エリック・シュレイバー ブリュット・ロゼ(Erick Schreiber Brut Rosé)
ピノ・ノワール100%
エリック・シュレイバー ドゥー(Erick Schreiber Doux)
ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%
エリック・シュレイバー ブラン・ド・ブラン ブリュット(Erick Schreiber Blanc de Blancs Brut)
シャルドネ、ピノ・ブラン
エリック・シュレイバー キュヴェ・プレスティージュ(Erick Schreiber Cuveé Prestige)
ピノ・ノワール70~80%、シャルドネ20~30%
エリック・シュレイバー グランド・キュヴェ(Erick Schreiber Grande Cuveé)
ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ブラン、ムニエ
エリック・シュレイバー アストラル・ブリュット(Erick Schreiber Astral Brut)
SO2無添加