ゴドメは、モンターニュ・ド・ランス地区の中でも美しい景色を誇る、ヴェルズネイ村に本拠地を構え、エメリー、ジョセフ、ベルトラン、ユーグの、ゴドメファミリーが代々ワイナリーを運営しているレコルタン・マニピュランです。現在は5代目である兄妹が受け継いでいます。
ゴドメのワイナリーは、モンターニュ・ド・ランス地区の中ほどにあり、北部にある5つの村に80区画、11haの畑を所有しています。ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエが栽培されており、ブドウの平均年齢は25年以上で、高品質なブドウを生み出しています。
ヴェルズネイ村は、シャンパーニュ地方のなかでも17しかないグラン・クリュの村です。ゴドメの製品はグラン・クリュ、プルミエ・クリュのみ使用しています。モンターニュ・ド・ランス地区北部の生産者の中でも、ヴェルズネイのテロワールを表現したシャンパーニュを生産することで知られています。
2006年よりビオロジック、ビオディナミを導入し、土壌改良などはできる限り行わず、畑の梳き入れや、表土に草を生やすなど、自然のエコシステムを用いています。
少量生産だからこそ出来る丁寧な畑の管理で、気温が高く、湿気も多いシャンパーニュでは、ビオディナミ栽培は不可能だと言われてきた中、40年以上も自然栽培のスペシャリストとして働いてきました。
2013年には、フランスの農業省が管轄する、オーガニックの世界基準とも言われる、厳格なオーガニック認証も取得し、葡萄畑とその周辺の自然環境のリズムを壊さないことを重視しています。
・Premier Cru Brut Réserve NV (プルミエ・クリュ・ブリュット)
シャルドネ50%、ムニエ35%、ピノ・ノワール15%
・Grand Cru Brut Réserve NV (グラン・クリュ・ブリュット)
ピノ・ノワール100%
・Grand Cru Brut Rosé NV (グラン・クリュ・ブリュット・ロゼ)
ピノ・ノワール85%、シャルドネ15%