スゴンデ・シモンは、シャンパーニュ地方の中心モンターニュ・ド・ランスのアンボネイ村に1866年に設立されました。
現在は1983年に現当主の4代目ジャン・リュック・スゴンデが継承し、全てがアンボネイグラン・クリュの畑を所有しています。
1996年にシャンパーニュ地方のリュット・レゾネ実施団体「マジステール」にアンボネイ村で初めて加盟しています。
年間60000本を生産する程の栽培量がありますが、本人の目の届く範囲でシャンパーニュを造りたいということで、15000本をこのドメーヌで生産し、他は「クリュッグ」や「ルイ・ロデレール」へ販売しています。
特に「クリュッグ」は19世紀よりブドウを供給し、スゴンデ・シモンが最大の供給量となっています。
2011年に娘婿がシャンパーニュ造りに参画し、今まで勉強してきた工学系の知識を活かし、このドメーヌで造られるシャンパーニュにとって最高に適しているブドウの品質をあげ収穫量を大きく増やしました。
2012年にラベルデザインを一新し今のデザインになりました。
また、現当主のジャン・リュックの息子のニコラは1993年にエノローグ(醸造コンサルタント)となり、以降、数多くのドメーヌのコンサルタントを行っています。
現在は、アルザスのワイナリーの醸造長になっていますが、ニコラのコンサルタント経験が実家の「スゴンデ・シモン」にも活かされています。
・Brut Grand Cru Cuvée N(ブリュット グラン・クリュ キュヴェN)息子ニコラのイニシャル「N」
ピノ・ノワール3分の2、シャルドネ3分の1
・Brut Rosé Grand Cru Cuvée V(ブリュット ロゼ キュヴェV)娘ヴァレリーのイニシャル「V」
「キュヴェN」に、自家醸造したアンボネイ・ルージュ(ピノ・ノワール100%)をアサンブラージュしたロゼ
・Brut Grand Cru Cuvée M(ブリュット グラン・クリュ キュヴェM)
ピノ・ノワール95%、シャルドネ5%
・Brut Grand Cru Cuvée Millésime(ブリュット グラン・クリュ キュヴェ・ミレジム)
シャルドネ95%、ピノ・ノワール5%
・Brut Grand Cru Cuvée Le Village(ブリュット グラン・クリュ キュヴェ・ル・ヴィラージュ)
ピノ・ノワール100%