アンリオは、17世紀からワイン製造に携わっている老舗のシャンパンメゾンです。1808年に、アポリーヌ アンリオ夫人により、メゾン アンリオが設立されました。以来、今日に至るまで、実に200年以上にわたって、家族経営を行っています。
20世紀の初頭に、フィロキセラの流行と第一次世界大戦により、畑は甚大な被害を受けました。1926年に、エティエンヌ アンリオ氏に経営が受け継がれ、畑の回復に力が注がれました。さらに、その後、経営は、故ジョゼフ アンリオ氏に引き継がれ、今のアンリオの名声が不動のものとして築き上げられることになっています。
現在は、ジル ド ラルズィエール氏が、アンリオグループの中心的な存在とし、さらなる品質向上が目指されています。「長い熟成期間」と「豊富なリザーブワイン」が、品質を何よりも重視している同メゾンの最大の強みとなっているようです。
シャルドネは、コート デ ブランのグラン クリュの畑のブドウが主に使用されています。ピノ ノワールは、モンターニュ ド ランスの山の北側にあるグラン クリュのブドウが主に使用されています。
熟成期間は、いずれのキュヴェにおいても、法律で定められた最低瓶熟期間よりも長い期間、瓶の中で熟成させています。これにより、複雑で深みのある、同メゾンのスタイルが確立されているといえるでしょう。
・Brut Souverain(ブリュット スーヴェラン)
シャルドネ50% ピノ・ノワール50%
・Blanc de Blancs (ブラン ド ブラン)
シャルドネ100%
・Rose Brut (ロゼ ブリュット)
ピノ・ノワール50% シャルドネ50%
・Brut Millesime 2006 (ブリュット ミレジメ 2006)
シャルドネ50% ピノ・ノワール50%
・Cuvee des Enchanteleurs 2000 (キュベ アンシャンテルール 2000)
シャルドネ50% ピノ・ノワール50%
・Brut Millesime 2003(プリュット・ミレジメ2003)
シャルドネ52% ピノ・ノワール48%