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シャルドネ聖地のブラン・ド・ブランのスペシャリスト【ペルトワ・モリぜ】

メニル・シュル・オジェに所在する、ペルトワ・モリゼは、1951年にクラマン出身のイヴ・ペルトワとメニル出身のジャナン・モリゼが結婚して、創設されました。創設以来の家族経営を徹底し、畑の管理、栽培から、収穫、醸造、熟成と一貫した家族経営で、レコルタン・マニュプラン(RM)の生産者です。シャルドネの聖地を代表するブラン・ド・ブランのスペシャリスト「ペルトワ・モリゼ」をご紹介します。

■ペルトワ・モリゼ(Pertois Moriset)の生産者情報

グラン・クリュのメニル・シュル・オジェのブラン・ド・ブランを使ったこの生産者は、ここ数年、シャンパーニュ(シャンパン)愛好家に大注目のシャンパーニュ(シャンパン)メゾンです。

創設は、1951年にイヴ・ペルトワとジャナン・モリゼが結婚することにより、「ペルトワ・モリゼ」が創設されました。父親のイヴが1994年に引退しましたが、1953年生まれの息子に引き継がれ発展していきます。メゾンを引き継いだ、息子のドミニクは、1978年にメニル出身のフローレンス・ローノワと結婚し、父親のイヴが引退した後は、ドミニクとフローレンス・ローノワの夫婦が1994年より、経営を引き継ぎました。

2002年からは、二人の娘であるセシルが参加し、2006年からはその夫のヴァンサン・ボーシェとともに、この夫婦がドメーヌを引き継ぎ、現在に至ります。創設以来の家族経営で、畑の管理、ぶどう栽培、収穫、醸造、熟成と全て家族での運営をしています。実質的にはレコルタン・マニュプラン(RM)ですが、ロゼのみ赤ワインを購入しています。

ぶどうは平均樹齢が30年になり、全て自社畑で収穫されています。所有面積は18haです。素晴らしいシャンパーニュ(シャンパン)を造っているのですが、コンクールやワイン専門誌にはほとんど載っていないため、シャンパーニュ(シャンパン)の、ブランドにこだわらず、大手メゾンや有名な造り手よりも、あまり人の知らない美味しいものを見つけたいと言う、シャンパーニュ(シャンパン)愛好家に大注目のシャンパーニュ(シャンパン)です。

環境保全への考えから、リュット・レゾネ農法を実施するようになりました。(この美しい畑は、WEBサイトのバーチャルツアーで見ることができます。)2009年より醸造設備を充実させていて、ステンレスタンクや最新プレス機、温度制御されたステンレス製の醸造桶を導入し、ますます品質が向上しています。

ぶどう本来のフレッシュさや果実味、風味を重視し、シャンパーニュ(シャンパン)では、珍しく、基本的にマロラクティック醗酵は行っていません。そのためこのメゾンが造り出すシャンパーニュ(シャンパン)の味わいは、ぶどう本来のフレッシュな果実感と、きれいな酸味が特徴になっています。リリース前には、すぐに出荷せず、澱引きした後に自家セラーで半年から1年瓶熟させていて、1本1本に丁寧に手間と愛情を注いでいます。

■ペルトワ・モリゼ(Pertois Moriset)のアイテム一覧

・ブリュット NV(Brut NV)

ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%

・ブリュット・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ(Brut Blanc de Blancs Gland Cru)

シャルドネ100%

・ブリュット・ミレジメ・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ(Brut Millé Blanc de Blancs Grand Cru)

シャルドネ100%

・ブリュット・ロゼ・グラン・クリュ(Brut Rosé Grand Cru)

シャルドネ85%、ピノ・ノワール15%

                                
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