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シャンパーニュ愛好家が好むアイ村で産出されたグラン・クリュ【コレ】

シャンパーニュ(シャンパン)「COLLET」(コレ)は、ワインの原産地呼称という法律である、AOC(品質、品格を最高に保つために、生産者が、共通の企画を有し、厳格な規定に基づき、高級シャンパーニュを、生産するための規格)を、作った団体のメンバーの一人である、コレ氏の名前を冠したシャンパーニュ(シャンパン)です。世界中の舌の肥えたシャンパーニュ(シャンパン)愛好家を満足させるため、真のシャンパーニュ(シャンパン)造りを追及してできた「コレ」を紹介します。

■コレ(Collet)の生産者情報

「コレ」のシャンパーニュ(シャンパン)は、1921年、舌の肥えた、シャンパーニュ(シャンパン)を愛する、シャンパーニュ愛好家を満足させるために、優雅で繊細な、真のシャンパーニュを追求したところから始まりました。もともとは、1911年、偽シャンパーニュ(シャンパン)の不正流通に激怒した、生産者による暴動、革命が起こったことがきっかけで、いくつかの、ブドウ農家が集まり、1921年に、ひとつの会社「The Cooperative Generale des Vignerons」COGEVI(コジェヴィ)を発足させます。これが「コレ」の始まりです。

そして、2014年、COGEVIが生み出した特別なブランドが“Champagne COLLET” です。現在、栽培農家770軒、正社員66名がおり、売上6000ユーロ(約85億円)となっています。
コレは、10種のシャンパーニュを生産していますが、うち4アイテムが2015年、日本に初上陸しました。

コレのメゾンは、シャンパーニュ地方の中心に位置し、良質なブドウの産地として有名な、アイ村で作られています。アイ村の畑は殆どが、南向きで、最高峰のピノ・ノワールと少量のピノ・ムニエ、シャルドネを産み出すシャンパーニュ地方で最高の村、と称されます。 背面と、隣に、100%Grand Cruの畑を一望出来る好立地は、ボランジェをも、凌駕するロケーションです。見るからに、美味しいシャンパーニュを造る必要な条件が、完璧にそろっている土地です。このため、コレのシャンパーニュは上品で、洗練されており、ワンランク上の味わいを楽しめます。

日本では、ANAのファーストクラスで採用されているのが、スタンダードキュヴェのブリュットです。和食にも合う、このブリュットの外観は、輝きのある澄んだゴールデンイエローの色合い、力強くキメが細かい泡が特徴です。グラスに注ぐと、ゆずやレモンのような、フルーティなアロマが広がり、時間の経過と共に、クロワッサンの香ばしい香りが、見え隠れし始め、香りにボリューム感を添えています。

口に含むと、目が覚めるような力強い泡立ちが口の中いっぱいにはじけ、パワフルな第一印象があります。酸味は穏やかで、柑橘類のフレーバーと重なり合い瑞々しさを強調します。アルコールからくる熱感が、後味にやや甘みを伴い、余韻の長さを作りだします。いつでも気軽に楽しめる、カジュアルでいてフォーマルな、優しい味わいが特徴のシャンパーニュです。

■コレのアイテム一覧

ブリュットNV(Brut NV)
ピノ・ムニエ50%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール20%

・アール・デコNV(Art Deco)
シャルドネ40%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ20%

・ロゼNV(Rose NV)
シャルドネ40%、ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ10%

シャンパーニュ コレ ビンテージ 2006 コレクション
シャルドネ45%、ピノ・ノワール45%、ピノ・ムニエ10%

・ロゼ・ドライNV(Rose Dry NV)
シャルドネ50%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ10%

・エスプリ・クチュールNV(Esprit Couture NV)
ピノ・ノワール50%、シャルドネ40%、ピノ・ムニエ10%

                                
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