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キャサリン妃のロイヤル・ウェディングで振る舞われた【ローラン・ペリエ】


英国王室のロイヤル・ウェディングでも振る舞われたシャンパン・メゾンの一つとして、知られているローラン・ペリエ。このメゾンが世界中に名前をとどろかせた理由には、二つの秘訣がありました。第一の秘訣は、伝統的に培われてきた「信条」を貫く事です。その2つの「信条」により、世界中に愛される「ローラン・ペリエ」を今回はご紹介します。

■ローラン・ペリエ(Laurent-Perrier)の生産者情

その信条とは、シャンパーニュ地方の自然、ワインを尊重すること、そして、品質の追及、そして、メゾンで働く人のみならず、ローラン・ペリエに関わる全ての人を、大事にするという事です。もう一つの秘訣は、前当主が、家族経営に徹底する事で、オリジナリティと価値観を現在まで、変わらず保ってきた事です。

ローラン・ペリエは、元樽職人であるアンドレ・アルフォンソ・ピエルにより、トゥール・シュル・マルヌ村に、ローラン・ペリエの前身となる一つのネゴシアンを造ったことです。彼のあとを継いだ、シェフ・ ド・ カーヴのウジョーヌ・ローランと、彼の妻であるマティルド・エミリー・ペリエの姓を一つにして、ローラン・ペリエという名前のシャンパン・メゾンのが、創設されました。ウゾーヌの死後、マティルドは、最大マーケットの一つである、イギリスへの輸出を開始し、世界的ブランドへの道を歩み始めました。しかし、彼女の死後、世界恐慌などにより、会社は、傾きかけますが、マリー・ルイーズ・ランソン・ドゥ・ノナンクールがこのメゾンに手を差し伸べました。

彼は、シャンパーニュ(シャンパン)に対する情熱、伝統、自然、そして、何よりも「人」に、対する敬意を尊重し、この小さなメゾンの改革を、開始します。経営を把握し、今までの、経験により、シャンパン・メゾンでは、珍しく「現場の仕事に精通している経営者」として存在していました。様々な、ぶどう栽培業者との、固い絆、伝統と革新を融合した、シャンパン造りへの、飽くなき追求。それにより、「フレッシュさ」、「エレガントさ」、「バランスの良さ」と、いうメゾンのスタイルを確立し、今日では、世界147カ国に輸出する、世界指折りのメゾンにまでに、引き上げました。

2010年10月29日に永眠するまで、ローラン・ペリエでメゾンの顔として、その手腕を発揮し続けました。その精神は、娘である、アレクサンドラ・ペレイル・ドゥ・ノナンクール、ステファニー・ムヌー・ドゥ・ノナンクール、そして、ミッシェル・ブレール率いる経営陣に引き継がれています。

また、シェフ・ド・カーヴとは、最高醸造責任者の事であり、シャンパン造り全てにおける総責任者です。ミッシェル・フォコネは、1973年、フランス北部アルデンヌ地方の、農業大学在学中に、スタジエ(研修生)として、ローラン・ペリエ社に来ました。それ以来、シャンパン造りに関わる、様々な業務の経験を積み、アラン・テリエの後任として、2004年にベルナール・ドゥ・ノナンクールが経営を掌って、以来三人目のシェフ・ド・カーヴに就任しました。

「自分は、幸運にも大きな野望と成長する、メゾンに研修生として受け入れてもらいました。それよりメゾンが飛躍する過程を見ながら自らも様々な経験を積み、40年経った今なお、シャンパンの世界に魅了されています。セラーでの、下働きから始まり、醸造など色々な業務を経験しました。1983年以降は、当時の、シェフ・ド・カーヴのアラン テリエのアシスタントとして、技術、ノウハウ、そして哲学や魂を学び、2004年に、彼の跡を継ぐ事となりました。

シェフ・ド・カーヴの仕事は、昔に比べて、劇的に変わっています。以前は、ぶどうが、メゾンに運び込まれてからの、シャンパーニュ(シャンパン)造りだけが、全てでした。今日では、供給、醸造からボトリングまで、シャンパンを造る過程を、見なければなりません。私は、キャリアの全てを、シャンパンに対する情熱、厳しさ、完璧主義を持って、このメゾンに捧げています。私の仕事は、ローラン・ペリエのメゾンのスピリットに合う『喜びのワイン』を造り続ける事です。」と、現在のシェフ・ド・カーヴのミッシェル・フォコネは、語っています。

■ローラン・ペリエのアイテム一覧

・ラ・キュヴェNV(La Cuvée NV)
シャルドネ50-55%、ピノ・ノワール30-35%、ピノ・ムニエ15-20%
・ドゥミ・セックNV(Demi Sec NV)
シャルドネ約45%、ピノ・ノワール約35%、ピノ・ムニエ約20%
・ブリュット・ミレジメ2004(Brut Millésimé 2004)
シャルドネ約50%、ピノ・ノワール約50%
・ウルトラ・ブリュットNV(Ultra Brut NV)
シャルドネ約55%、ピノ・ノワール約45%
・ロゼブリュットNV(Rosé Brut NV)
ピノ・ノワール100%
・グラン・シエクルNV(Grand Siécle NV)
シャルドネ約55%、ピノ・ノワール約45%
・アレクサンドラ・ロゼNV(Alexandra Rosé NV)
シャルドネ約45%、ピノ・ノワール約35%、ピノ・ムニエ約20%

 

■ローラン・ペリエがグラスで飲めるおすすめ店

バブルズギンザ シャンパンカフェ
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8−8 TEL:03-5524-3377

グラスシャンパーニュ 1200円〜 チャージ500円

ローラン・ペリエのアイテムが充実していて、2017年6月から発売になったラ・キュヴェNVもグラスで一杯から気軽に楽しめますよ!他にも、ウルトラ・ブリュット、ロゼなど。

 

                                
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